不良だらけの危険なバイトッ☆

────・・・


「じゃあ今日からー、莉子ちゃんは一人で行動しちゃだめだよ!!」


ホワイトボードに書かれた、"莉子ちゃん防衛作戦"と言う文字を、藤堂君がマーカーで指した。


「学校の行き帰りは俺かユキがつくとして…、一哉は何時に帰る?」


「俺はサークル入ってないから、放課後は家にいるよ」


「じゃあ帰宅後は、一哉やマスターがいるね」


藤堂君がニコリと微笑む。


みんな…


「あたしのために、ありがとうございますっ……」


涙が零れそうになる。


「ちょっと莉子ちゃん、顔上げてよ」


「いいっていいって、家族を守るのは当たり前のことだよ」


「うぅ…っ、ありがとうございますっ」


みんながいてくれるから、あたしはここにいられる。


ほんとにほんとに、ありがとう。

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