不良だらけの危険なバイトッ☆
だって、みんな、傍にいてくれるから……。
けれども、
「………」
あたしを見つめるユキの瞳は、どこか不安げに揺れていた。
────・・・
5日後…。
「結局何も現れねえじゃん。前にユキにやられてびびってんじゃねえ?」
「こら、遼!!油断するな」
「はぁーい」
いつも通りのカフェ。
あれから、何も起こってない。
怖いくらいに普段通りの日常。
パパが総理に就任したところで、あたし達の生活に変化はない。
追われている…
という立場さえ、嘘なんじゃないかと思えた。
カフェにはみんなの笑顔も見えるようになった。
ただし、ユキだけはずっと、怖い顔をしているのだけど。