不良だらけの危険なバイトッ☆
しかも…
「莉子ちゃんの席はここだよ~!!」
笑顔の藤堂君が手を振る先。
あたしの席。
うわぁ…
これもまた凄い偶然。
あたしの席は一番後ろで
前が藤堂君。
右隣がユキ君。
そして左隣が…隼人。
「何あれ!?あの三人の間の席なんてあの子どういうつもりなの?」
「確か…一緒に住んでるらしいよ」
「うそー、ありえなーい」
ひそひそ話のはずがばっちり聞こえてますけど。涙
あたしは俯いたまま立ちつくす。
…もう怖くて仕方ないです。
「早く早く~!!」