純血のヴァンパイア
雪兎の言葉が嬉しかった。

一緒に戦ってくれようとしていたから。

でも、雪兎が一番知りたいのは、おそらく・・・


人間がヴァンパイアの血を飲むとどうなるのか、だと思う。

「雪兎、私の血を飲みたい?」

え?と少し困惑したように私を見つめている。

「でも、あげられない。」

きっと、図書館で襲われた時良いように言われたのかもしれない。

でも、実際は全然違う。


一般的に、ヴァンパイアの血を飲むと、そのものの虜になってしまう。

だから、私達は血を飲ませる替わりに虜にした人間の血を吸う。

そう言うevenな関係になる。
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