ペンネームはKとM


「まだ書いてるんだ」


「それしか私にはありませんから」


「リディアシリーズいいね」


「うん。人気あるんだけど…」


「けど?」


「リディアの絵がね」


「ああ」


マサ君は納得したように頷くと、カバンから一枚の絵を。


リディアだ。


それは直感。


「リディアってさ、誰も女だって言ってないよね?」


「うん」


「そういうの超越してるんじゃないかと思う」


「うんうん」


「エディアも実はリディアの一部じゃないかって」


「…」


もう返事ができなかった。


私の脳を聞いているよう。


そして私の脳が、


目の前に。



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