愛と欲望の螺旋(仮)
華組をナメてました…なんて。
この寮にいても、会うことも関わることもなかったから。
まさか、こんな人達ばっかりなんて思ってもいなかった。
「例えば…この子とか知っているかな?」
私の手の中の資料をパラパラとめくると、妹系とでもいうような。
黒髪の可愛らしい女の子の写真とプロフィールの資料を指差した。
「小瀬…小瀬(こぜ)みのりって聞いた覚えが。」
ジッと写真の顔を見ながら。
眉がゆがむくらい必死に脳の記憶の糸をたどる。
「分からなければ…」
言いかけられたとき
「ああ!!AV疑惑の子!!」
写真を指差しながら、思わず大きな声を出してしまった。
「AV疑惑?」
私の大きな声に驚いたのか。
答えに驚いたのか。
少し大きく目を開けながら、ビックリした顔をしている。

