愛を叫んで地に堕ちて〈全イラスト41枚つき恋愛ホラー〉
 
 どちらが先に、愛をねだったのだろう。

 そして、カラダを求めたのは?

 勇斗は、真珠を後ろから抱きしめて、白い首筋に口づけた。

「あ……っ」

 鋭敏な柔肌を刺激されて、真珠は切ない声を上げる。

 その声に誘われるように、勇斗は、真珠のカラダに指を……舌を這わせた。



「このぬくもりを……生まれる前から覚えている」

「あ……ぁっ」

 真珠以外、誰も要らないと、頑なに誓いを守り。

 他に女の肌を知らないはずの、勇斗の細い指先は。

 真珠のカラダの熱を、簡単に上げてゆく。

「は……んっっ」

 まるで、自分のモノではないような。

 甘い甘い喘ぎ声を上げる、自分の声に、真珠は不安になった。

「や……っん」

 最初は、そんな。

 『もっと続けて』と訳して良いほどの、恋人同士のささやかな、甘い抵抗だったのに。

 喘ぎ声交じりの『小さな拒否』を聞いて、勇斗の中で、何かが変わった。
 
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