本気の恋の始め方

明かりを消して静かな部屋。


私が眠る隣の寝室のベッドから、リビングのソファーで眠る千野君の姿が見える。

毛布に丸まって、まるで子供みたいだ。


あのひとが私を好きだなんてやっぱり信じられない。


私には恋愛の経験なんて、苦い思い出しかないのに……


そんな私に訪れた最初で最後の奇跡。


本当に私でいいのかな。


大事にしなきゃ、罰があたりそう……。





――――……





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