本気の恋の始め方

だって……るうくん来るって……

うちにって……



「私もいるのに!?」

「なによ今更。おさななじみじゃないの」

「そうだけど、るうくんも私ももう立派な大人なんですけどっ!!!」

「あんた、昔るうくんのこと好きだったじゃない」

「えっ……!!!!」




思わぬお母さんの発言に凍り付く私。



好きって……

いや、好きだったけど……!!!



「なんでお母さん知ってるの!?」



焦りまくる私を見て、苦笑するお母さん。



「え~……そりゃ、お母さんだからわかる、としか言いようがないわよ。小学校くらいからるうくん一筋だったでしょ」

「うわぁ……」



お母さんの言葉に顔がカーッと熱くなる。

恥ずかしすぎる……。

思わずクッションを引き寄せて顔を埋めていた。


っていうか、るうくんに片思いしてた頃は本当に一方通行だったから、まさかお母さんに知られていたなんて思いも寄らなかった……。



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