本気の恋の始め方

「あ、でも今は違うからね!」



さすがにそこは言っておかないと!



「はい、はい」



お母さんは笑って部屋を出ていく。


私は、もう一度ベッドにごろんと横たわって、ふうっと大きくため息をついた。




そっかぁ……

明日るうくん来るんだ。



でも、私は千早に会いに行きたいし

私抜きでもいいよね。

両親がるうくんに会いたがってるわけだし。


私が実家に帰ってきたのは、千早に会うためなんだから。




「千早、はやく会いたいな……」








< 294 / 446 >

この作品をシェア

pagetop