本気の恋の始め方
「――だったら、おじさんとおばさんに紹介しておいたほうがいいぞ。二人とも潤のこと、男っ気がないから見合いでもさせようか、なんて、本気で言ってたし」
お、お見合いっ!?
「うそでしょ!」
「マジ」
「信じられない……」
頭を抱えてうなる私。
るうくんはクスッと笑って、カップをソーサーの上に置き、少し意味深に私を見つめる。
「本当に、一番いいのは――」
「ん?」
「俺に潤を貰ってもらうことなんだって」
「――!!!」
苦笑するるうくんの顔を見て、顔にカーッと熱が集まっていくのがわかる。
「ご……ごめんね……うちの親、るうくんのこと大好きだから。その……」
お見合いだとかるうくんに貰ってもらうとか!
穴があったら入りたい!
お父さんとお母さんのおばかーっ!!