本気の恋の始め方
「で、無事仲直りしたのね?」
「は――」
「はいっ! そして前よりうんと仲良くなりました!」
私の隣で元気はつらつに答える千早。
「ちょっと、声、大きい……!」
慌てて彼に注意したけど。
「そんなことないよ」
あっさりかわされてしまった。
いくらここが食堂の秘書課ゾーンとは言え、周囲には人の目もある。
いや、千早と二人で並んでる時点でもう、バレバレなのかもしれないけど、目立つのはやっぱり苦手だ。