本気の恋の始め方

まじめにつきあってる恋人がいると話したら、興奮したお母さんが「そっちに行く」なんて言い出して。千早と二人で、帰ることに決めたんだ。



「潤さん、10分だけティールームでお茶する時間ありますか?」



腕時計に目を落として、時間を確認する千早。



「うん。大丈夫」



鮎子さんに別れをつげ、二人で席を立つ。



当然のように私のトレイを持ち、洗い場へと持っていってくれる千早。

目立つからやめてほしいって何度も言ったのに


「俺がそうしたいんです。しないとストレスたまります」


って、譲ってくれなかった。





< 416 / 446 >

この作品をシェア

pagetop