本気の恋の始め方
場をBBQの場に移して、軽く自己紹介をする。
千早はさすが小さいころから高天原学園にいるだけあって、友達がたくさんいるらしい。
私のことを「彼女」と紹介すると、その場にいる人たちの目が明らかに変わった。
特に女の子。
私に向ける視線は、千早の手前友好的ではあるけれど、どこか『含み』があるのを感じる。
似合わない、つり合いが取れていないって思われてるんだろうな……。
まぁ、それは来る前からわかっていたことだ。
仕方ないと笑いつつも、周囲に合わせて笑顔を作った。
「――潤さん、飲んでます?」
「え? はい、飲んでますっ」
肩の後ろからひょいっと顔を覗き込んできたのは、目がくらむような金髪の御子柴律。
大きなキャットアイが好奇心で輝いている。