あなたの こども うみたい
当日、彼の控え室を訪ねた。

「本日、通訳をさせていただきます、木下と申します。

よろしくお願いいたします。」

「キル・ジョンフンと申します。こちらこそ、よろしくお願いします。」

久しぶりに会ったジョンフンは、

美しさに加え、男らしさを増していた。

高揚する気持ち、ファンであること。

そして貴方の子どもの母親ですという、すべてを隠して、彼に接した。
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