座敷わらしのしのぶちゃん♪
お腹も一杯になって、気が抜けたのか急に睡魔が襲ってきた


ダメだ…目が…閉じる…


私はそのまま、barの個室で眠ってしまった







何か夢を見た


悪夢じゃない


誰かが私の頭を撫でてくれている


慈しむように、優しく何度も何度も…


『ごめん、怖い思いさせて…』


と言ったその人は私にそっと口づけた…


誰だろう?


夢の中のその人の顔はよく見えない…


ただ、触れたその唇を私は知っている気がした





目覚めた時、私は自分のベッドでちゃんと寝ていた


そう、ちゃんとパジャマに着替えて…………






だだだだぁあれぇぇぇぇ ~~~!!


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