座敷わらしのしのぶちゃん♪
「わ、私がなりますっ。人質に…」
つい、言ってしまった
「何だ、お前は。いつからそこにいた?」
まだ興奮気味の男が言う
いやいや、最初からおります…
「しのぶちゃん、ダメだ」
社長が止めるのを制して私は一つ頷くと言った
「社長…大丈夫です。このお二人にとって今日は、素晴らしい日にならなくちゃいけないんです。だから…」
存在感がない癖に中途半端な正義感を持っている私は昔から困っている人がいると、つい手助けをしてしまうところがあった
けれど助けた所で存在感がない為にイマイチ相手に伝わらないのだけど……
私はゆっくり一歩前に出た
男が私に手を伸ばそうとした時
「あ~ら、可愛い女の子なら私もい・る・わ・よ」
いつの間にか、木建さんが私の隣に立っていた
「な、何だ?お前もどっから来た?」
男が一瞬、怯んだすきに
男の手をサッと叩いて包丁を落とすと
あっという間に投げ倒し、男は床に沈んだ
私の目の前で、驚く様な早業で社長が男を倒してしまったのだ
つい、言ってしまった
「何だ、お前は。いつからそこにいた?」
まだ興奮気味の男が言う
いやいや、最初からおります…
「しのぶちゃん、ダメだ」
社長が止めるのを制して私は一つ頷くと言った
「社長…大丈夫です。このお二人にとって今日は、素晴らしい日にならなくちゃいけないんです。だから…」
存在感がない癖に中途半端な正義感を持っている私は昔から困っている人がいると、つい手助けをしてしまうところがあった
けれど助けた所で存在感がない為にイマイチ相手に伝わらないのだけど……
私はゆっくり一歩前に出た
男が私に手を伸ばそうとした時
「あ~ら、可愛い女の子なら私もい・る・わ・よ」
いつの間にか、木建さんが私の隣に立っていた
「な、何だ?お前もどっから来た?」
男が一瞬、怯んだすきに
男の手をサッと叩いて包丁を落とすと
あっという間に投げ倒し、男は床に沈んだ
私の目の前で、驚く様な早業で社長が男を倒してしまったのだ