雨夜の密会
夜、ダイニングテーブルに並べられた晩ご飯。
和臣さんの帰りを待つ。
帰る前に連絡がないから、いつ帰って来るかわからない。
でも20時までには晩ご飯を作りダイニングテーブルに並べる。
私が先に寝て、何時に帰って来たのかわからない時は、朝起きるとラップがかかったままの晩ご飯がそのままダイニングテーブルに置いてある。
時計を見ると21時を過ぎていた。
今日も帰りは夜中なんだろうか。
そんな事を思っていると、玄関の鍵を開ける音が聞こえ、私は急いで玄関まで行った。