恋はスプリンクラーとともに
私は目をぱちぱちさせて天使様を見た。


「今すぐじゃなくてもいいよ。まずは食事からでもいい」


「それってデートのお誘い?」


「そう」


「どうして?」


「その格好にときめかない男はいないと思うけど?」


おわぁ! 裸にワイシャツ!



しかも濡れて透けてるし!


どうしよう。


「かわいいな」


天使様は体を屈めて私にキスをした。


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