先輩と恋する私
みんなの視線を一斉にあびる。
「あぁ!こけてたこ〜!あはははは!!」
相馬先輩が大爆笑。
そんな面白かった...?
「そ、そんな面白かったでしょか?」
「へ?あ、うん。最高!久々に笑った〜。」
嘘だぁ。
こんなツボの浅そうな人
年がら年中笑ってそうじゃん。
「からかわないで下さい!」
「あはははは!!」
私って一体...。
相馬先輩が笑いながら私に近づいてきた。
「笑わせてくれたお礼ー。」
そう言って紙に何かを書いた。
「俺のメアドー。」
静かに耳打ちする。
お礼にメアドって...
正直、あの先輩がよくわかんなかった。