センチメンタル*ガール
佑輔はなんだか納得いかないという顔をしながらあたしの渡したケーキを受け取ってくれた。
「今回はガトーショコラにしたんだ。チョコレートは疲労回復にいいって聞くし
すぐ食べないで時間置いてから食べた方がおいしいって本にも書いてあったからね!」
これで明日からまた仕事を頑張る佑輔の元気になりますように。
そう心の中でつぶやいて……。
「……ありがと。それでこれを渡したから未紗はもう帰るわけ?」
少し低い声で佑輔はあたしにそう言ってきた。
「うん、もう10分経つしまた来週の日曜日に会いに来るね!」
あたしはバッグを持って立ち上がった。
本当は昨日の言葉だってまだ自分の心の中で引っかかってるし
こんなに言ってくれたらそばにいたい。