センチメンタル*ガール
「こんなところで寝ろなんて言う訳ねぇだろ。
未紗がいくら言ってもこれだけは絶対無理だから」
さっさと着いてこいと佑輔はそう言ってあたしの手を掴むと寝室に向かって歩き出した。
嫌だよ、佑輔と寝たら絶対眠れなくなるもん。
他の人だったらまだこの睡魔に誘われてすぐに寝れるかもしれないけど……。
「あたし、ソファーに寝るもん……」
「…………」
シカト攻撃だ。
あたしがこうやって駄々を捏ねるといつも佑輔はこの攻撃に出る。
「ねぇ、佑輔ってば……」
佑輔に掴まれた手を離そうと力を入れてみるけど、全然ビクともしないし、
緩めようともしてくれない。
そして、やっと口に出したと思えば……。