刻み続ける時計


「柚愛、
 あんたの敵は私がうつから。


 待ってて。
 もうすぐでその日が来るから。

 1-Aを滅ぼします。」












希はかげで聞いていた。
この言葉を。


震える希を見つけてしまった唯愛。
見つかってしまった希。


まだ泣いたあとで目が赤い唯愛は無表情から驚きの顔に変わった。
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