夢なごり~君の声に呼ばれて~
公園に着くと、既に修平先輩が来ていた。
「修平先輩…」
「舞咲。急に呼び出して、どうしたの?」
「その格好、先生の葬儀に行って来たんですか?」
修平先輩は私と同様に中学の制服を着ていた。
「うん。俺も部活で世話になったしね」
少し残念そうに言う修平先輩に腹が立った。
すると、空の雲行きが怪しくなって来た。
「雨が降りそうだね。近くのファミレスにでも――」
修平先輩は私の手を引こうとしたが、私はその手を振り払った。