夢なごり~君の声に呼ばれて~


「ねぇ、舞咲…。さっき…、何で…此処に、連…れ、て…来…たの…って、言っ…た…よ、ね…?」



「う、うん…」



「それは…、守る…べき…もの…が、あっ、…た…ら…、強く、…なれ、る…気が…した…んだ…。だから…、君を――」



途中で言葉が途切れると、私の肩にもたれ掛かるようにして、総司は気を失った。



「総司…ッ、総司!」



名前を呼んでも、総司は固く目を閉じ、荒い呼吸を繰り返しているだけだった。



どうしよう、誰か早く来て…。






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