淫らな眠りへの誘い
幸せな夜は明けた・・
美桜がいない・・
夢だった?
いや現実だ・・だってこれは美桜の部屋
俺は裸・・ベッドには美桜の香り・・
幸せな気分でもう一眠りしたい・・
あ~朝練がある・・休みたい
バタバタと階段を上がってきて部屋のドアが開いた・・
寝たふりしよう・・
「大ちゃん・・おはよう・・朝ごはん出来たよ・・食べて」
夢にまで見た美桜との朝・・
ほっぺにチュウでもしてくれれば起きれるのに・・
「朝練に遅れるよ」あ~これが現実
美桜の美味しい朝ごはんを久しぶりに食べた。
幸せだ・・昨日までの沈んだ気持ちが嘘のようだ
俺は美桜の家を出た。
「おはよう」
と少しニヤつく男・・話し合わないといけないと思っていた
ちょうどいい
「好きな女とやるのとどうでもいい女とは・・全然違うか?」
いきなりの問いに
「ああ・・全然違う・・」
男、添島はうなづいて「羨ましいよ」
「お前は俺と美桜がこうなって良いのか?」
添島は俺を睨んで
「良くなければ参戦してもいいのか?僕が本気になっていいのか?」
「それは困る・・
美桜はお前は自分のこと何とも思ってないと言っていたけど
どうなんだ・・」
「ふっ・・正確には何とも思わないようにしてたと言うべきかな
美桜にはお前がいる・・お前の気持ちの深さも僕は知っていた・・
いくら好きな女のためでもあの女と僕は寝ることはできない・・。
だからあの女をリークして別れさせたのに他の女ばかり抱きやがって
呆れたよお前には・・これ以上続けるようならしばらくアメリカに連れて行こうと思っていたんだ・・僕はもうすぐ帰るから・・」
「アメリカに?」
「ああ僕はアメリカでの生活がある。期間限定のつもりで頼まれてきただけ」
黙っている俺に
「また今度二人には話すよ・・時間だろ・・じゃあな・・
あっ美桜にはこれまでどおり接するよ・・ヤキモチ妬くなよ
女たちとは切れろよ・・これまで通りなら本気で取りに行く」
最後に凄んで行ってしまった。
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