イケメン男子に囲まれて~モテ期がきた!?
「あーあ、俺だけかよ……」



「なっ、なにそれ!?」



「残念だったなー。キャンプファイヤーの噂がホントなら、俺ら……」



ウソッ! だって、藤くんがあんなこと言ってくれるなんて、思わないし……。


わかってたら、あたしだって言ってた。



「ううっ、ヒドい……だったら、教えてよ。

3年に1度しかないのに……もう、誓えないよ……」


あたしが半泣きになってると、背中越しに呆れた声が聞こえてきた。






「ちょっとからかっただけだろ? そんな深刻になるなよ……」



「深刻にもなるよ! だって、あたし……藤くんと、ずっと一緒にいたいもん!」


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