きのこうどん
「早くよくなるといいな。」

さよならの代わりに松岡はボクにそう言った。

「そう・・・だね。」


「早くよくなるといいな」

か。

そんな感情はずいぶん昔に忘れてしまった。ボクは、冷たい男だ。

とりあえず病院へ行こう。
 
教室に戻った後は帰り支度をさっさと済ませ、学校を出た。
 
校門脇の花壇に植えられている大きなひまわりたちは俯き気味で、まだまだ暑いというのに夏の終わりを色濃く示していた。
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