テディベアの彼女
ふわり、と揺れる金色の髪。

細められた目からは、エメラルドグリーンの瞳が見える。

白い肌は、入院していた時の自分とそんなに変わらない。

違うのは、健康的な白であるということ。

身長からみると、中学校二年生くらいだろうか。

上は白、下は黒の袴を着ている彼を
一見、人懐っこく感じるのに、
どうしてか恐怖を感じてる自分がいる。


無意識に、ぎゅっと幹斉の服を握りしめた。

言いようのない恐怖。

なぜ怖いと思うのかもわからない。


「お前、なんでここにいる。」

幹斉の低い声。

完全に威嚇してる声だ。


「なんで、って…
京は楽しくなかったんだよ。
他の家の陰陽師はみんな使えなかったしさ。」


ニコニコした表情から一転、
吐き捨てるように有人さんが言った。


「…それより、君。
面白いことしてるね。」


幹斉に向いていた視線が私に移った。


「その魂の輝き方からすると…
死んだばっかりみたいだね。

…そういえばさっき事故があったような…」


探るような視線が向けられる。

そうだ、私は――

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