抱きしめたその後は・・・【おまけ完】
「ただし、

もう、オレの傍を離れるな」


「・・・え?」


「前の事件を

忘れたとは言わせないぞ?」


「・・・」


「また連れ去られるような事があったら

オレは・・・」


・・・

拓哉の何とも言えない顔に、

胸がキュンとした。

・・・

「・・・わかりました。

拓哉の傍にいます」

・・・

そう言って、

私も拓哉を抱きしめた。

・・・

拓哉は私のおでこに

キスを落とす・・・

・・・

まるで私を

安心させるかのように・・・
< 342 / 480 >

この作品をシェア

pagetop