Diva~見失った瞬間から~
「しゃちょー、カナ連れてきたよー。」
それから
あれよあれよと事務所に強制連行。
……鈴、
ホントに事務所に所属してたんだ。
てゆうかこの事務所デカい。
「おぉ。そこに座ってくれ。」
鈴の陰から見えた社長さんは
イケメンだった。
社長さん…若すぎないか?
「相澤…奏乃さんだよな?」
私に名前を確認するように
彼は私に問い掛けた。
「………はぁ。」
もう何がなんだか。
「隣の鈴から話は聞いただろう?」
話?話…?
「……歌手デビュー?のことですか?」
話ってゆうには、
全く説明が付いてこなかったけどね。
「そうそれ。
鈴が言ったことは嘘じゃない。
実は鈴、去年の2月から
この事務所に所属しててな?
その頃から、鈴の歌手デビューの話を
出していたんだ。」
「……鈴の歌手デビュー、ですよね?
何で私がここに呼ばれたんですか?」
私は無関係に等しい。
「2人組の、歌手にしたかったからだ。」
「………?」