誰も信じない
ずっと俯いていたんだけど、新田さんの表情が気になって、顔を上げてみた。

そしたら新田さんの他に数人いて、その中に寺田さんがいた。



見なければよかった。



「しょうがないなー。(笑)」

天野さんがそう言ったと思ったら、店員さんのところに行った。


「あのグループと一緒になりたいから、席を替えてもいいかな?」


「どうぞ。」


天野さんが気を利かせて、二次会組と一緒にしてくれた。






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