T.M.City
それを聞いたニイナは安心した様子を見せてから、可愛らしい笑みを浮かべた

 「よかったー」

ニイナは再び抱き着いた

それを機に、ほぼ毎日ニイナはルリに引っ付くようになった

まるで磁石同士のS極とN極のように、ピッタリとくっつくと離れない感じだ

 (うーん……)

動きにくさに苦戦しながら、ルリは七色の雲の上を歩いていた

右隣には、ピッタリと貼り付いたままの、碧髪の少女がいる

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