最恐少女 ~伝説の修羅再び~
なんで…
そんな中、私は鋭い痛みに耐えながら目の前のレオを睨み返した。
(修羅の力を最大限に使っているのに、なんでビクともしないの…)
手に力を入れれば入れるほど、レオはいとも簡単にそれを抑え込んでしまう。
それでも睨み返す私を、彼はクスリと笑った。
「へえ…まだオレに逆らう気?」
早く…蓮とみんなの所に行かなきゃいけないのに。
「可愛い可愛いオレのななには、少しお仕置きが必要かな?」