人を信頼できない男と愛を忘れた女が出合ったら・・・



「亮祐って星とか見るんだ・・・」



「普段はあまり見ないけど、ここから見る星は綺麗だから」



「こんな都会で星なんて見えるの?」



「あぁ。見えるよ。俺には・・・。すごく綺麗な星が」



「そっか。じゃあ、私は帰るね」



「うん。気をつけて」



「うん。明日ね、バイバイ」




亮祐は私が帰るときも、こっちを見なかった。



次の日もその次の日も、亮祐と会う。

今まで通りの生活。

亮祐を避けることもなくなった。

元通りの生活。


でも、私の心だけ変化があった。



『亮祐を好きになった』



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