人を信頼できない男と愛を忘れた女が出合ったら・・・



あの電話の後、輝を呼び、○×駅へと向った。



女は西口にいると言っていた。


言葉の通り、女は西口にいた。


「きたきたぁ~♪」


「遅くなって悪い」


「大丈夫よ~♪あら?輝くんもいるんだ!!これは、都合がいい♪」


林万里紗は、上機嫌で歩き出した。


「どこに行くんだ?」


「愛美ん家!」


「「は??」」


輝と一緒に間抜けな声をだしてしまった。


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