人を信頼できない男と愛を忘れた女が出合ったら・・・



「愛美、結構前から、体調くずして・・・。家で寝込んでるのよ♪だから、そのお見舞い!」


「だからって、俺らを呼ばなくてもいいでしょ!?」


輝の意見に俺も深く頷く。


「だって、二人が来てくれたほうが愛美的にも喜ぶと思って!」


ニコリと笑われても困る。


しかたなく、女についていった。



愛美の住んでいるアパートに着くと、林万里紗がケータイを取り出した。


「龍くん、ケータイだしてくれる?」


言われたとおり、ケータイを取り出す。


林は、俺のケータイをとると素早い動きで、誰かに電話をかけた。

俺のケータイで!


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