人を信頼できない男と愛を忘れた女が出合ったら・・・


林が『寝ていろ』と言ったので、愛美は文句を言いつつも寝室に入っていった。


それから、数十分後。

カレーができたから愛美を起こしに行けと言われた俺は、寝室で眠る彼女のもとにいた。


「愛美!・・・愛美!・・・愛美!!」


「・・・万里紗?」



「ちげぇよ!」


何度か名前を呼び、やっと起きた愛美。




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