青のキセキ
「もう泣くな」










「過去に何があった?」




頭を撫でながら、優しく聞かれる。















「.................」



――――言えない。言ってしまったら、きっと。


課長に甘えてしまう。




それだけはダメ。





課長には綾さんがいる。






課長は上司として優しくしてくれてるだけ。






だから――――






話せない。




< 137 / 724 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop