青のキセキ
遠くの方で美空を呼ぶ声。


声のするほうを見ると、見覚えのある2人の姿が目に入った。


何で翔がここに?







隣で綾の顔が引きつったのが分かった。

翔に否定され、散歩へ行った綾。



いくら俺が綾を許しても、現場を目撃してしまった翔はどうしても綾を許せないらしい。

俺としては複雑な気持ちだが、俺の事を考えてくれる翔のことは信頼しているし、とても大切な親友だ。



翔と久香さんが加わり、賑やかな親睦会。



ふと見ると、翔と久香さん、美空の3人で座り込んで話をしている様子。


俺の隣には綾が寄り添うように座っている。



なぁ、翔。俺はどうすればいい?

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