青のキセキ
次の瞬間、俺は美空の手を引いて、店を出ていた。

そして、人通りのない路地に入り、美空を壁に押し付けた。



美空に石川と本気で付き合うつもりなのかを聞いた。石川のことが好きなのかと。



美空は黙ったまま下を向いてしまった。



肯定しないが、否定もしない。




どうしようもできず、イライラが最高潮に達した俺は、思いっきり拳を壁に殴りつけた。




美空を誰にも渡したくない。





気が付けば、美空に想いを告げていた。





驚きを隠せない様子の美空。






しかし、そんな彼女から、思いがけない告白を受けた。






美空も俺を好き?




以前にも、好きだといわれたことはあったが、直後にお酒のせいで変なことを言ったと言われ、俺も本気にしてなかった。本気にしてはいけないと思った。



でも、今回は――――。




本気にしていいのか?






目の前で、瞳に涙を浮かべる美空が――――





心から愛しいと感じた。









そして、彼女を求めてしまう。




想いのままに欲望をぶつけ、彼女の唇を貪る。


彼女が拒もうとせずに俺を受け入れてくれることが嬉しくて、胸の鼓動が激しくなるのを感じた。





そして、熱はさらに加速する。






















< 261 / 724 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop