青のキセキ
美空の息遣いを耳で感じ、体が熱くなった。


彼女の吐息が甘くて――――。


舌を挿入し、彼女のそれを探そうとする。

彼女の唇が開くのを感じ、加速した熱が止まらなくなった。


美空の舌を見つけ出して絡めると、美空の息遣いがさらに激しくなった。


手加減することを忘れ、思いのままに激しく彼女を求める。


甘い息を漏らしながら、必死に応えようとする美空がとても可愛くて。




しばらくすると、ビクビクと彼女の体が震え、彼女の体から全身の力が抜けたのを感じた。


俺に身を委ね、全身を俺に預けた美空。





乱れた息。そして、熱い体。




イッた...のか?






俺を感じ、達した美空がたまらなく愛しい。






どうして。



どうして、こいつはこんなに可愛いのか。



腕の中で肩を震わす美空の顔が見たくなった。



美空の頬に手をやり、顔を上げると、恥ずかしそうにしながらも艶やかな表情を浮かべていた。




――――ヤバい。



マジでこいつ、可愛すぎる。




俺を煽るなよ。止まらなくなるだろうが。





興奮が冷めず、俺は再び美空の唇に、自分の唇を重ねた。














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