青のキセキ
――――――――...。
――――――――――――っ痛...。
...ここは...俺の部屋?
頭痛で目が覚めると、真っ暗な部屋の中。
たしか、バーで酒を飲んで...。
店を出たのは何時だったか。
強い酒を浴びるように飲んだ俺は、今までにないほど酔ったように思う...。
そのせいか、店を出てからの記憶が全くと言っていい程ない。
前髪を掻き上げ、溜息を漏らす。
喉の渇きを覚え、サイドランプを点け、ベッドから起き上がろうとした時――――。
「...ん...起きた..の...?」
心臓が停まるかと思った。
は...?
何...で...。
気が付けば。
ベッドで眠る...綾の姿。
シーツから出ている綾の身体は、何も纏ってないようで。
一気に上がる心拍数。
ベッドの下に無造作に散らばる綾の服や下着が視界に入る。
っは...?嘘...だろう...?
ちょっ...と...待ってくれ......。
思考が追いつかない。
前髪を掻き上げるようにして、頭に手をやりながら、必死で自分を落ち着かせようとする。
何で...綾が隣にいるんだ...?
しかも...裸で...。
何で...。
ま...さ...か...。
まさか...。
小刻みに震える手を口元に、俺はその場に立ち尽くした。