青のキセキ
子供たちの笑顔があまりにも可愛くて、しばらく、俺はそのまま子供たちの姿を眺めていた。
ふと視線の先に現れた人物に、心臓が止まるかと思った。
何故...。
美空がここにいる...?
こんなところで美空に会うなんて夢にも思わなかった。あまりにも驚きすぎて、瞬きすら忘れてしまう。
速くなる鼓動。
先生とにこやかに話をしている美空の姿に、鼓動は激しくなるばかり。
無意識に、近くの木立の影に身を潜めた。
そんな俺の耳に聞こえてきたのは、信じられない言葉で。
目の前の光景に、言葉が出なくて。
「ママ~」
と、美空を呼ぶ、さっきの『みどり』と呼ばれた男の子の声。
そして、その子を愛しそうに抱き締める美空の姿。
は...?
何なんだ...これは。
マ..マ...?
美空...が...?
あの子が美空の子...?