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『格好いいけど、私は、苦手かも。』
私が一番苦手な人気者タイプ。
というより、人が苦手と言うべきかな。
耳が聞こえない私には目から情報を得なきゃいけない。
だから、いけないことだけど見ためで判断をしてしまう。
だから人が沢山いる彼は明るく人気者で私とは月とすっぽん位の差がある。
確かに愛も人気者だけど、愛は付き合う人を自分で決めるから、来るもの拒まずじゃない。
多分彼は、愛とは正反対。
そう思ってるうちに、予鈴がなったみたいに、みんなが座っていく。
私も人がいなくなった席に座った。