男の娘、革命!
言いながら、元・苺ちゃんが出したのは、ICレコーダー。
「な、よ、よこせっ」
事の重大さに気付いたおっさんは、掴みかかろうとすれば、顎に一発くらった。
「言っとけど、オレ、おじさんよか強いよ?幼稚園ころっから、てめえみてえな変態に集られてさ。最初は護身用程度だったが――おらっ」
いきり立つ股間に蹴りをくらった。
「こーやって、来る変態さんいびんのが、思いの外楽しいんだわ。見た目で損するぐらいなら、得をしろってな。ロリ、男の娘で釣った変態の妄想粉砕して、ナニも再起不能にすんのが、楽しいこと楽しいこと。
あ、い、一応言っておくとね、ボク、おじさんみたいな人にしか、こんなことしないよ?おじさんは特別なんだから、ボクの、誰にも知られたくないとこ、見せちゃう、ね……」