HONEYHOLIC(1)政略マリッジ~イケメンたちの家政婦さん!?俺を愛してると言ってみなっ~

~結生side~

部屋に入ると、リンは寝室から出て来た。


「おい!?お前、何…勝手に寝室にいるんだ?」



俺は思わずリンの胸倉を掴んだ。



「おい!?待て…落ち着け…俺たちは熱出した…麻有ちゃんの看病をしているだけだ」



麻有が熱??


リンは俺の手を払い、部屋を出て行った。



寝室に入るとベットのそばに椅子を置いて、座り込むシンの姿が見えた。



「お帰り…兄貴」



「麻有…熱があるって…」







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