お姫様に誓いのキスを
「…………何処だ………?」
殴り掛かって来た、悪男の腹に自分の拳を突っ込みながら聞いた。

「……っ!?」
「何だこいつ!?」
「やっちまうぞ!!!」

俺の質問に答えず…俺に拳を向けるだと……?

………フザケルナ。

………………お姫様が……………犯されそうなんだぞ?

………教エロヨ、答エロヨ。

「……何処………だよ!?!?!?!?!?!?」

ビュンっ!
悪男No.1が俺に蹴り掛かる。蹴り掛かってきた足を、メリィ…捻りあげる。

「このやろー!」
悪男No.2No.3が同時に殴り掛かる。殴り掛かってきた拳を、バキッ!…蹴り上げた。

「……さっさと教えろ。」

悪男…もはや数なんて数えてない。ただただ…ぶちのめした。

………昔みてぇ。

昔、俺は荒れていた。女なんて腐るほどいたし、ケンカだってたくさんした。

…ちなみに全勝無敗。

そんな色の無い世界から桃色…水色…黄色…と、たくさんの色……感情を教えてくれたのは……お姫様。
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