るぅの涙
でも、おばあちゃんのことを思いながら手紙を書いていると、とても悲しくなって、るぅはびんせん便箋の上にポトポトと涙を落としてしまいました。
便箋の角を合わせて折り封筒に入れ、
『おばあちゃんへ“スマイルマークとるぅより”』
と、下のほうに書き込み、ホッペにギュッと押し付けてから、涙をひとみ瞳にいっぱいた溜めマムに渡しました。
「これ、おばあちゃんに渡してね。
るぅはいつでも、お見舞いに行くよ……」
部屋に戻ったるぅは、ベッドで毛布を被り声をあげながら、泣き始めました。
「なんでぇ?
おばあちゃんが病気になるの?
るぅが代われたらいいのに……。
神様の意地悪!
わぁーん、おばあちゃん……」
鼻をすすりながら、何度も何度もそう独り言の様に言っては泣いていました。
しばらくすると、しゃくり上げながら泣くのを止め、ベッドの上に座り手を合わせ、こう言いました。
「お願いです。神様……。
るぅはがんばって、もっとニコニコスマイルマークを集めるから、おばあちゃんの病気を治してください。
早く元気にしてください。
パオちゃんがかわいそうだから……。
マムとおばあちゃんが悲しい顔をしているのは、るぅも嫌です。
だからお願いします。
みんなの笑顔を一日も早く、返してください」
と、お祈りをしました。
それを眠る前に、毎晩繰り返していました。
便箋の角を合わせて折り封筒に入れ、
『おばあちゃんへ“スマイルマークとるぅより”』
と、下のほうに書き込み、ホッペにギュッと押し付けてから、涙をひとみ瞳にいっぱいた溜めマムに渡しました。
「これ、おばあちゃんに渡してね。
るぅはいつでも、お見舞いに行くよ……」
部屋に戻ったるぅは、ベッドで毛布を被り声をあげながら、泣き始めました。
「なんでぇ?
おばあちゃんが病気になるの?
るぅが代われたらいいのに……。
神様の意地悪!
わぁーん、おばあちゃん……」
鼻をすすりながら、何度も何度もそう独り言の様に言っては泣いていました。
しばらくすると、しゃくり上げながら泣くのを止め、ベッドの上に座り手を合わせ、こう言いました。
「お願いです。神様……。
るぅはがんばって、もっとニコニコスマイルマークを集めるから、おばあちゃんの病気を治してください。
早く元気にしてください。
パオちゃんがかわいそうだから……。
マムとおばあちゃんが悲しい顔をしているのは、るぅも嫌です。
だからお願いします。
みんなの笑顔を一日も早く、返してください」
と、お祈りをしました。
それを眠る前に、毎晩繰り返していました。