one's whereabouts


私には言いたいことが沢山あったが、最初に一番聞きたいことを紙に書いた。



『私はここにいても良いんですか?』



旭人さんはそれを見ると、あの優しい笑みを浮かべ私の頭を撫でた。




「今日から俺らは君の家族だ。だから君はここにいなくちゃならない。
いてもいいとかじゃなくて、いなきゃいけないんだ。」




こんな見ず知らずの汚い人間を、旭人さんは『家族』と言った。




それだけで私は涙が溢れてしまう。



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